青いカーネーション [JIJI's Flower Story]
青いカーネーション " ムーンダスト "
5月9日は、「母の日 」じゃ。
いつのころからか、
母の日には、
カーネーションの花を贈るようになり、
母のいる子、いない子によって、
赤や白の花色に分けられていた。
だが、
今はもう、
そんな色別をすることなく、
赤一色になっているようじゃ。
そこで、
青いカーネーション、
その名も、" ムーンダスト " をアップしてみたんじゃ。(笑)
青いカーネーションといえども、
ご覧の通り、
どちらかといえば、赤紫色のようじゃが、
それにしても、ここまで改良されたことは、
並々ならぬご苦労があったと思われる。
" ムーンダスト " には、
母の優ししさ、温かい抱擁力、という意味が、
秘められているとか。
まぁ、
「母の日」 に贈る花は、
カーネーションに限らず、
母が好きな花を贈るのが、
一番じゃと思うんじゃが、
いかがかな・・・(笑)
ミツマタ [JIJI's Flower Story]
ミ ツ マ タ
春に開花するミツマタは、
中国原産のジンチョウゲ科なんじゃ。
コウゾと同じように、和紙の原料として使われる。
ミツマタとは、
三又、三枝、とも書くが、
三椏と書くのが正しいようじゃ。
いずれにしろ、
文字通り、
枝先が三つに
分かれているからじゃ。
最近は、
園芸品種が増えて、
黄色、橙色、赤色など、花色も豊富になった。
このミツマタは、
お札の原料に使われているとか・・・
シデコブシ [JIJI's Flower Story]
シデコブシ
シデコブシは、
愛知県、岐阜県、三重県の、
一部地域にしか、自生していないそうじゃ。
シデコブシの花色は、
白と、薄い紅色がある。
春、三月下旬から四月にかけて、
風に、ゆらゆらと揺れて咲くんじゃ。
シデコブシの花弁は、
細長い形をしているんじゃ。
一つの花に、
花弁が
10枚から20枚近くつく。
シデコブシは、
絶滅危惧種に指定されていて・・・
世界的にも貴重な花で、
"生きている化石" とも言われる、
古代植物なんだそうじゃ。
シデコブシの「シデ」とは、
神事に使われる、
あのヒラヒラした、
白い紙のことなんだそうじゃ。
ヒメコブシとか、
ベニコブシとも、
呼ばれるシデコブシは、
もうすぐ、
咲くことじゃろう・・・
コブシとモクレン [JIJI's Flower Story]
コブシとモクレン
もうすぐ、コブシが咲くなぁ。(笑)
コブシも、モクレンも、
開花時期は、ほぼ同じなんじゃ。
そのコブシとモクレンの見分け方は、
もう、誰でもご存知かと思うが、
写真で比較してみようか・・・(笑)
コブシの花
【写真ー1】
まず、上のコブシを見てごらん。
それぞれの花が、自由奔放と言うか、
好きな方向に向いて咲いているじゃろう。
これが、コブシの咲き方の特徴の一つじゃ。(笑)
【写真ー2】
次に、コブシの花のすぐ下側を見てこらん。
ほら、小さな葉っぱが付いているじゃろうが。
これが、コブシの咲き方の特徴の二つ目じゃ。
これだけ知っていれば、
もう、コブシとモクレンの違いはわかるはずじゃ。(笑)。
では、次にモクレンの花を見てみよう。
モクレンの花
【写真ー3】
モクレンの花の形を見てごらん。
ふっくらした壺状を、開いたような形をしているんじゃろう。
それに、花の下には、コブシにあるような葉っぱはないんじゃ。
【写真ー4】
モクレンの花の咲き方を見てごらん。
ほら、青空を見るように、上向きにスッキリと咲いているじゃろう。
これが、モクレンの咲き方の特徴じゃ。
あぁ、そうそう、
紫色のモクレンを、「シモクレン」(紫)と言い、
白色のモクレンを、「ハクモクレン」(白」と言うんじゃ。(笑)
バレンタインデーと薔薇 -1~2 [JIJI's Flower Story]
バレンタインデーと薔薇
2月14日は、" バレンタインデー " じゃな。(笑)
バレンタインデーについては、
いまさら、説明はいるまいが、
受け売りで簡単に言うと・・・
古代ローマ時代に、司祭のヴァレンティヌス(バレンタイン)が、
愛のために殉死したのが2月14日だったとのことから、
それを偲んで、’Saint Valentine's Day'、
つまり、バレンタインデーとなったそうじゃ。
さて、日本じゃ、バレンタインデーといえば、
チョコレートが主役になってるようじゃが、
ここに花を添えて見たらどうじゃろう。
そこで例によって、JIJIの独断と偏見で、
バレンタインデーに相応しい薔薇を、12品種選んでみたんじゃ。
この季節外れの時期、薔薇を求めることは難しいじゃろうが、
ま、薔薇の写真を、6回に分けてアップするから見ておくれ。(笑)
【1】 あこがれ
品種名 あこがれ
Akogare
作出者 広島バラ園
作出国 日本
作出年 1998年
系 統 HT ハイブリッドティーローズ
【2】 キューピッド
品種名 キューピッド
Cupid
作出者 Cant
作出国 イギリス
作出年 1915年
系 統 CL クライミングローズ(つるばら)
二つの "タマホシクサ" [JIJI's Flower Story]
二つの "タマホシクサ"
二つの "タマホシクサ" とは、
シラタマホシクサと、
クロタマホシクサのことじゃ。
いずれも、
過去にアップしたことがある。
これは、シラタマホシクサじゃ。
原産地は日本じゃが、
特に、
東海地方(愛知県、静岡県、三重県)の
湿地帯のみに、見受けられるとのことじゃが、
それが、絶滅危惧種に指定されているそうじゃ。
こちらは、クロタマホシクサじゃ。
シラタマホシクサと同じように、
湿地帯の環境で育ち、
これも、
絶滅に瀕しているとか。
自然界が、
だんだんと、
淋しくなるなぁ・・・・
ユリノキ [JIJI's Flower Story]
ユリノキ
ユリノキの下を歩いた。
まだ、青っぽい色を残している。
これから徐々に、
色変わりをする時が、
とても奇麗に葉が映えるンじゃ。
ほら、
美しいじゃろう・・・
やがて、
実がなって、
チューリップ形になって残る。
この時の姿も、
また、
美しいンじゃ。(笑)
フウセントウワタ (風船唐綿) [JIJI's Flower Story]
フウセントウワタ (風船唐綿)
Gomphocarpus
フウセントウワタの花は、
スズランのような感じがするが、
実は星の形をしていて、
スズランとは違った、
可愛い花なんじゃ。(笑)
フウセン(風船)と言われるように、
丸い実をつけるが、
これには、
トゲ、トゲが、いっぱいあるんじゃ。
一見、痛そうなトゲじゃが、
やわらかいから、触っても大丈夫じゃ。(笑)
このフウセンの実が、
また、可愛いんじゃよ。(笑)
変化朝顔 [JIJI's Flower Story]
変 化 朝 顔
いやぁ、
実に珍しい形をした朝顔じゃ。
むしろ、朝顔らしくない、朝顔とも言えよう。
説明の概要によると、次の通りじゃ。
"変化朝顔" とは、
江戸時代後期、文化、文政から嘉永、安政時代の
19世紀前半に創り出された朝顔のことで、
葉や花が非常に珍しいことで有名とのことじゃ。
江戸時代からの伝統的な日本園芸で、
"変化朝顔" は、葉が細く柳葉のようで、
花は切れ込んだナデシコにようである。
もしかして、
"江戸の花" とは、
この
"変化朝顔" のことかも・・・ (笑)
"くす玉の木" って・・・? [JIJI's Flower Story]
" くす玉の木 " って・・・?
"クスダマノキ" とか、"幻のアジサイ" とか言われる、
アジサイの花があるンじゃ。(笑)
どんな花かと言うと・・・、
↑ 丸いツボミができて・・・、
↑ それが、ポ~ンと弾けて・・・、
いや、弾ける時の音はしないんじゃが・・・(笑)
↑ 中から、花のちびっ子たちが顔を出す。(笑)
↑ まもなく、ちびっ子たちが成長して、
見事なアジサイの花となる・・・。
正しくは、
ヨウラクタマアジサイ(瓔珞玉紫陽花)と言うようじゃが、
あたかも、クス玉が割れるように花が咲く様子から、
"クスダマノキ" とも言うそうじゃ。
品種改良されたものだろうと思うンじゃが、
よくわからん。(笑)
それにしても、
おもしろい、アジサイじゃな。(笑)