今冬一番乗りかな [JIJI's 写ん歩]
今冬の一番乗りかな・・・
最近、あまり写真を撮ろうと思わなくなった。
カワセミのチビが来ても、なぜか、撮る気がしない。
一言で言えば、
“集中力” がなくなったことじゃ。
冬鳥の様子を見に川へ出かけた。
オオバンが無数にいた。
今冬の一番乗りは、オオバンのようじゃ。
JIJI お~い、また、会ったなぁ
オオバン ・・・・
JIJI お~い、わしじゃ、わしじゃ、
オオバン やぁ、JIJIさんか
JIJI JIJIさんか、じゃねぇぞ
オオバン おめでとうございます
JIJI おめでとう
JIJI どうだい、彼女はできたか
オオバン うん、今年こそは、と、思ってンだが
オオバン こうして、毛づくろいをしてンだが
JIJI うん、うん
JIJI うん、水鏡を見てみろよ、いい男ぶりだぜ
オオバン ほ、ホントかよ
JIJI あぁ、本当に立派になったな
オオバン JIJIさんにそう言ってもらうと、うれしいなぁ
JIJI さぁ、お互いに、元気を出して、今年も頑張ろうぜ
オオバン JIJIさんも、体に気をつけて
JIJI うん、うん、ありがとうよ
JIJI どうだい、水鏡に映る姿を見て・・・
オオバン うん、我ながら、まんざらでもないな
JIJI さぁ、ど~んと自信を持って、行ってきな
オオバン うん、じゃ、JIJIさん、またな・・・
JIJI あぁ、またな・・・
オオバンの奴、仲間のいる方へ飛んで行ったわい。
※オオバンによく似た、
バンという鳥がいる。
オオバンはご覧のように口ばしが白いが
バンは口ばしが赤いからすぐにわかる。
晩秋のワンカット -8 [JIJI's 写ん歩]
晩秋のワンカット -8
散歩道を歩いた。
脇道に入ったら、
枯れ葉がわんさかじゃ。
一歩足を踏み入れたら、
カシャっと音がした。
2、3歩、歩いたら、
カシャ、カシャ、カシャ。
馬鹿げたことを考えた。
この枯葉を集めて、
布袋に詰め込んで、
枕にしたらどうじゃろう。
安眠できるじゃろうか。
いや、
そろどころか、
寝返りするたびに、
カシャカシャ音がして、
眠ることなんて、できんじゃろう。
う~ん、
一度、
BABAさんで、
試してみるか・・・
想像すると、
笑えて来るわい。
晩秋のワンカット -7 [JIJI's 写ん歩]
晩秋のワンカット -7
散歩道を歩いた。
枯葉が、
2、3枚、宙に舞っていた。
いや、
よく見れば、
クモの糸に引っ掛かって、
宙ぶらりんで揺れていたんじゃ。
枯葉なんか引っ掛かって、
クモにとって、エサにならんから、
さぞかし迷惑なことじゃろう。
でも、な、
枯葉たちだって、
クモの糸は迷惑千万なんじゃ。
自分では、
「ヨシッ」と思っていても、
相手がどれほど迷惑しているか。
お互いに、
気づかないことって、
よくある話じゃないか・・・
晩秋のワンカット -6 [JIJI's 写ん歩]
晩秋のワンカット -6
散歩道を歩いた。
坂道を上がったところに、
小さな池があった。
池の水は淀んでいて、
蛙が一匹、座っていた。
思えば、
いつ頃からじゃろうか、
蛙の鳴き声を聞かなくなった。
田んぼには、
いつも蛙がいたっけ。
メダカやドジョウもいたっけな。
今は、
見ることがない。
そう言えば、
虫取りの網を持って、
遊ぶ子供たちを見なくなったな。
なにか、
大切なものを、
失くしたような、
そんな気がしてならんわい。
秋って季節は、
いやな季節じゃなぁ・・・
晩秋のワンカット -5 [JIJI's 写ん歩]
晩秋のワンカット -5
散歩道を歩いた。
公園といっても、
広い公園じゃ。
落ち葉が、
風にあおられて、
片隅に追いやられている。
寒くなると、
押し合いへしあい、
みんなで騒げば温まるわい。
一人ぽっちなんて、
さびしくて、いけねぇな。
お前も、
輪に入れよ、
みんなと楽しくやろうぜ・・・
晩秋のワンカット -4 [JIJI's 写ん歩]
晩秋のワンカット -4
散歩道を歩いた。
ゆるやかな登り坂なのに、
息切れがした。
斜面に倒木が見えた。
何かが陽を浴びて、
光っていた。
それは、
倒木に生えた
深緑の苔じゃった。
倒木の生まれ変わりのようじゃ。
人も逝ったときゃ、
何かに生まれ変わるんじゃろうか。
わしゃ、
なんに生まれ変わるんじゃろう。
そんなこと、
今まで考えたことがなかった。
それよりも、
今はこの坂を、
登り切ることじゃ。
ふぅ~・・・
晩秋のワンカット -3 [JIJI's 写ん歩]
晩秋のワンカット -3
散歩道を歩く。
途中、石畳の道があった。
老いた足には、歩きにくいわい。
ブツクサ言いながら、歩く。
コツ、コツ、コツ・・・
後から来た若い男女が、
わしを追い抜いて行った。
コツ、コツ、コツ・・・
なんと、女の方はハイヒールじゃないか。
コツ、コツ、コツ、
靴音が遠ざかって行った。
若いってことは、
いつ見てもいいもんじゃな。
うん?!
靴音が聞こえなくなったゾ。
老いた足が、
彼らに追いついた。
見れば、
女の靴のかかとがもげていた。
どうやら、
石畳の隙間に挟まって、
かかとがもげたようじゃ。
まぁ、
そんなことも、
あるわなぁと思いつつ、
老いた足が若い足を追い抜いた。
なぜか、
冷たい風が、
とても心地良いわい。
晩秋のワンカット -2 [JIJI's 写ん歩]
晩秋のワンカット -2
散歩道を歩く。
ベンチがひとつあった。
別に座りたいわけじゃない。
だが・・・
何故かベンチの置き方が気になった。
ベンチが、
車道の方に向いているんじゃ。
老いたドライバーによる、
悲惨な事故があった。
まさか、
その注意をはらうために、
そんな置き方をしているわけじゃなかろうな。
しかし、
秋の如く共に老いて、
さびしい気持ちを分け合っても、
今朝の風は、なぜか冷たすぎるわい。
ベンチにすわると、
尻が冷たいじゃろうな・・・
晩秋のワンカット -1 [JIJI's 写ん歩]
晩秋のワンカット -1
散歩道を歩く。
何もかもが、
茶色の風景の中で、
みどり、みどりした葉の一群があった。
シダの葉じゃ。
風があるのに、
揺れないのは、
シダの葉が重いのか、
風の力が弱いのか・・・
それとも、
周囲が茶色のなかで、
みどり、みどりの色を誇示したいのか。
どこにでも、
そういう奴がいるもんじゃ。
そうか、
お前も、
そうだったんか・・・
水温む春の写ん歩 [JIJI's 写ん歩]
水温む春の写ん歩
このところ、
やや、温かくなってきたなぁ
川沿いをBABAさんと歩く。
うん???
おや???
“なんと、いうことでしょう”
(どっかで聞いたフレーズじゃな)
緋鯉じゃないか・・・(笑)
緋鯉が一尾、
ゆらゆらと、
泳いでいるじゃないか。(笑)
どこからか、
迷ってきたのか、
逃げてきたのか。
しばらく見ていたら、
潜って、
どこへやら行ってしまったわい。
元気でな~
「おはようございます」 [JIJI's 写ん歩]
「おはようございます」
岩場のシラサギくんと
水上のカルガモくんが、
朝の挨拶を交わしました。
なにやら、
お話をしているようです。
そうそう、
JIJIさんの話によると、
“カイツブリの巣” のすぐ傍に、
別のカイツブリのペアが、
巣作りをしたそうです。
そして、
新たに、卵も生まれたそうです。
また、無事に
ヒナになると、
いいなぁ。
スズメ・・・戯れて [JIJI's 写ん歩]
スズメ・・・戯れて
雨が降ったり、止んだり。
川の水が増えて、流れが速い。
そんな川沿いで、
スズメが数羽、米草を食べに来る。
どうも、
JIJIには、
スズメに可愛げを感じない。
なぜなら、
人の顔を見たら、
人が近づいたら、
パ~っと散って、飛んで行くからじゃ。
もっと、
犬猫どうように、
人間と密接にあっていいはずなのに。
だれじゃ、
JIJIの顔が怖すぎると言うのは!
睨まれて [JIJI's 写ん歩]
睨まれて
雨で川は増水していた。
カイツブリが
営巣してた枯れ枝辺りは、
もう、完全に水没していた。
ちょろちょろする鳥が、
やって来た。
カイツブリじゃった!
「カイツブリの巣」の
あの時のカイツブリなのか、な、・・・?
グ~っと
アップしたら、
JIJIを強烈な眼つき睨んでいた。
JIJIには、
どこか寂しそうな感じがした。
野鳥に会いたい写ん歩 -45 [JIJI's 写ん歩]
野鳥に会いたい写ん歩 -45
なぁ、サッカーを観たか
ワールドカップだろ
日本対ギリシャ戦だろ
あぁ、観たけど・・・
日本、負けたな
負けちゃいないさ、引き分けだった
負けたンと同じじゃないか
選手たちの動きが、どこか違ってたな
ギリシャは、1名少ないというのに
攻め方が、どこか違ってたな
・・・・・
野鳥に会いたい写ん歩 -44 [JIJI's 写ん歩]
野鳥に会いたい写ん歩 -44
お~い、JIJIさん、
ワールドカップ、始まるぞ~
JIJIさん、観ないのか~
お~い、JIJIさん、
わかった、わかった、これから観るところじゃ
ブラジル対クロアチア戦、どっちが勝つかな
さぁ、どっちが勝つかな。
ブラジルかな。
いや、クロアチアじゃろう。
さぁ、始まるぞ・・・