魚獲りの名人 [JIJI's Story]
魚獲りの名人
寒くなるにつれ、
野鳥たちのエサがなくなる。
水鳥たちは、小魚を獲るのに必死じゃ。
先ほどから、
ジッとJIJIを見ている奴がいる。
ササゴイの与太郎じゃ。
与太郎 お~い、JIJIさん
JIJI よぅ、与太郎か
与太郎 お、お、おめでとう
JIJI やぁ、おめでとう。おまえ、酔ってるな
与太郎 全然、酔ってないぜ
与太郎は、どうみても酔ってるようじゃ。
与太郎 その証拠に、ここで魚を獲って見せようか
JIJI おう、見せてくれ
と、言う間もなく、与太郎が首を一振りした。
その口ばしに小魚が加えられていた。
JIJI お見事!
与太郎 ・・・・・
与太郎は、どうだと言わんばかりに、獲った小魚をJIJIに見せた。
与太郎は、獲った小魚の向きを変えて飲み込もうとした。
水鳥たちが魚を飲み込むときは、魚の頭の方から飲み込む。
与太郎の奴、目を白黒しながら小魚の向きを変えて、飲み込み始めた。
与太郎ののどが、大きく膨らんだ。
どうやら、ゴックンと飲み込んだようじゃ。
与太郎 どうだい、JIJIさん
JIJI うん、うまいもんじゃな
与太郎の、どや顔見ながら、
やっぱりササゴイは、魚獲りの名人じゃと思った。
今年もっ名トークが聞けますね。
by sarusan (2016-01-09 18:54)
■ sarusanさん
JIJIのワンパターンの作風じゃ。(笑)
今年も、よろしくお願いします。
by JIJI (2016-01-10 03:53)
与太郎上手ですね~(笑)
by たくや (2016-01-10 21:14)
■ たくやさん
スカッとするほど、うまいもんじゃ (笑)
by JIJI (2016-01-11 03:55)